Googleは米国の控訴裁判所に対し、Epic Gamesに対する独占禁止法訴訟の下級裁判所の判決を覆すよう求めた。この判決は同社のアプリマーケットプレイスであるPlayストアを通じたサードパーティのアプリストアと決済ソリューションの実行を許可するよう強制するものだった。 Epicは2020年8月、AppleとGoogleを個別に告訴し、App Store内のアプリが自社の決済システム(すべての購入から30%の手数料を取る)のみを使用するよう不当に制限し、アプリが外部システムを使用できないようにしたとして告訴した。 下級裁判所の判決により、GoogleのPlayストアとアプリは、暗号化をサポートするシステムを含む他の決済システムにも開放されることになる。 しかし、Googleは11月27日に第9巡回区控訴裁判所に提出した110ページに及ぶ提出文書の中で、カリフォルニア州連邦裁判所判事の判決は「AppleやiPhoneと競争しようとするGoogleの努力を直接損なうことになる」と主張した。
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