コインテレグラフは7月27日、サンフランシスコを拠点とする金融会社ディバイン・リサーチが、昨年12月以降、オープンAIのサム・アルトマンCEOの虹彩スキャンプラットフォーム「ワールドID」を使って借り手の身元を確認し、約3万件の無担保短期仮想通貨ローンを発行したと報じた。

ディバイン・リサーチは、主に従来の金融サービスが行き届いていない海外の借り手に、1,000ドル未満のUSDCステーブルコインローンを提供しています。ワールドIDを利用することで、ユーザーが債務不履行後に複数の口座を開設できないようにしています。同社の創業者であるディエゴ・エステベス氏は、借り手には高校教師や果物販売業者といった一般の人々も含まれると述べています。