トランプ大統領がパウエル議長の後任にハセット国家経済会議委員長以外の人物を指名する可能性を示唆したことで米国債価格が下落し、トレーダーらは2026年に2回の米国利下げが行われるとの予想を引き下げた。米国債価格の下落により2年債利回りは5ベーシスポイント上昇し3.61%となり、昨年12月の前回利下げ以来の高水準となった。短期金利契約は、トランプ大統領のハセット委員長に関する発言を受けて、FRBが今年2回、25ベーシスポイントの利下げを行う可能性が低下したことを反映している。一方、米国債市場は1週間前に発表された12月の雇用統計によって引き続き不安視されており、ウォール街の銀行は当初、FRBの次回1月28日会合での利下げを予想していたが、その見方を撤回した。モルガンのインフレエコノミストは、FRB首脳の交代にもかかわらず、FRBは追加利下げを行わないと予想している。 BTGパクチュアル・アセット・マネジメントUSのマネージングパートナー、ジョン・ファス氏は、「以前の取引では、次期FRB議長は誰であれハト派になるだろうと予想されていた。それがここ数日で反転した」と述べた。