ピムコは、昨年の新興国市場の急騰は、より永続的なトレンドの序章に過ぎないと主張している。ピムコの新興国市場ポートフォリオ運用責任者であるプラモル・ダワン氏はインタビューで、「これは何年も続くシナリオだ。我々は資金を引き揚げるつもりは全くない。全くない」と述べた。ダワン氏の見解は根本的な変化に基づいている。先進国における財政懸念の高まりと、新興国における政府の規律強化は、世界の投資家の間で長年信じられてきた考え方に疑問を投げかけている。例えば、米国などでは、連邦準備制度理事会(FRB)の独立性に関する疑問が浮上している。こうした懸念の一部は、ドルが2017年以来最悪の年を記録した原因となり、新興国市場の投資家のリターンを押し上げる要因となった。ダワン氏は、「ドルをオールインショートしている」のではなく、むしろ、強固な財政規律とインフレ抑制における慎重な慣行を示している金融機関を選好していると明言した。