米連邦準備制度理事会が予想通り利上げを25ベーシスポイント行ったことを受け、ビットコイン価格は若干上昇した。水曜日のFOMC会合を受けて、フェデラルファンド金利の目標レンジは5.25％から5.5％となった。 CoinGeckoのデータによると、米国時間午後2時56分時点で、時価総額で最大の仮想通貨は0.3％上昇し、2万9354ドルとなった。約１カ月間、約２万９０００─３万１５００ドルの狭いレンジ内で推移している。 FRBのパウエル議長は記者会見で、必要に応じて9月に追加利上げを行う可能性があると語った。

FRBの今日の決定は、6月の一時停止に続き、17カ月間で11回目の利上げとなる。 FRBはインフレ率が依然として高止まりしており、インフレ率を目標の2％に引き下げることに「強く取り組む」と警告した。この発表を受けて米国株はほぼ横ばいで、ナスダックは０．３％下落、Ｓ＆Ｐ５００種は０．１％上昇、ダウ工業株３０種平均は０．４％上昇した。