米ニュースサイト「ポリティコ」と事情に詳しい関係者が閲覧した内部記録によると、政府効率化局(DOGE)の元中核職員のうち少なくとも8人が政府を去った。過去6ヶ月間、マスク氏が率いる政府効率化局の中核オフィスエリアである米国一般調達局(GSA)本部6階への入室は、武装警備員によるチェックを受けなければならず、事前承認リストに名前が記載されている者のみが入室できた。現在、警備員は撤退し、当初エレベーター横にあった「許可された職員のみ」と書かれた標識も消えている。最初の数ヶ月間の大規模なレイオフと比較すると、DOGEの業務の優先順位は変化している。最近の業務には、役に立たない政府のウェブサイトや電話回線の削除、未使用のソフトウェアライセンスの解約、国立気象局(NWS)との協力による国立気象放送システムのアップグレードなどが含まれる。さらに、DOGEは人工知能(AI)による政府のイノベーションの加速を目指す「AI.gov」という新プロジェクトも構築している。
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