暗号資産ジャーナリストのエレノア・テレット氏は、「リップル社が米国通貨監督庁(OCC)に国家銀行ライセンスの申請を提出」という記事の中で、「リップル社はこの申請に加え、昨年買収した信託会社スタンダード・カストディ社を通じて、連邦準備銀行のマスターアカウントも申請している。連邦準備銀行のマスターアカウントを取得することは、OCCライセンスの取得よりもアクセス面で多くの意味を持つ。階層構造で言えば、マスターアカウントはダイヤモンドレベル、銀行ライセンスはプラチナレベル、信託会社はゴールドレベル、送金ライセンスはシルバーレベルとなっている」と述べている。また、「連邦準備銀行は歴史的に、リスク軽減につながると批判されているにもかかわらず、暗号資産企業に決済システムへの直接アクセスを与えることに抵抗してきた。連邦準備銀行は現在、預金機関によるマスターアカウントへのアクセスをめぐるカストディア銀行の訴訟でこの立場を擁護しており、判決は随時発表される見込みだ」と述べている。
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