ブルームバーグのマクロストラテジスト、マイク・マクグローン氏のツイートによると、ビットコインは前半は堅調だったものの、今後6カ月で深刻な景気後退状況に直面する可能性があるという。上半期のビットコインの84%上昇はナスダック100の2倍であり、リスク調整後の年間ボラティリティは安定していると同氏は述べた。そして、今年の後半には、ベンチマークとなる仮想通貨が株式市場の高ベータ版であるか、それともその方向に進む世界におけるデジタルゴールドとしての可能性があるかが決まるかもしれない。
同氏は、株式市場は下落し始めるだろうし、ビットコインは株式と一緒に下落しないため、価値の保存手段、つまり「デジタルゴールド」としての地位を証明するチャンスがあるだろうと予測している。ただ同氏は、過去の景気後退時にFRBは迅速に金融緩和に踏み切ったものの、高インフレを理由に金融緩和に消極的になる可能性があるとも警告した。株価が弱気相場に入ると、ビットコインは本当の試練に直面する可能性があると同氏は付け加えた。
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