米上院は、ビットフューリーの元最高法務責任者であるジョナサン・グールド氏を、米国通貨監督庁(OCC)長官に任命することを50対45の賛成多数で承認した。指名はトランプ大統領に送られ、最終承認を得る。グールド氏はOCCの主任顧問兼副長官を務めた。OCCは今年、米国の銀行による暗号資産の自己運用を認めるなど、暗号資産に配慮した措置を講じてきた。一方、下院はステーブルコインの立法化を加速させている。来週には「Crypto Week」を開催し、ステーブルコインに米ドルなどの流動性の高い資産による完全な担保を義務付け、時価総額500億ドル以上の発行者に対して年次監査を実施することを定めた「GENIUS Act」を審議する予定だ。
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