PLBYグループは、Hugh Hefnerが創設したプレイボーイの親会社であり、前年のクリプトウィンター中に、年次報告書によると、同社のEthereum保有分に対して490万ドルの減損損失を計上しました。

プレイボーイの年次報告書によると、同社のデジタル資産は2022年12月31日および2021年12月31日時点で、「Rabbitar」として知られる非代替トークンの販売から得たEthereumで構成されていました。これらの日付時点で、デジタル資産の帳簿価額はそれぞれ300万ドルと6,800万ドルでした。しかし、同社は2022年、2021年、2020年に渡り、デジタル資産に対する減損費用を計上し、合計で490万ドル、100万ドル、0ドルとなりました。

2021年10月のクリプト市場のピーク時に、同社は「Rabbitar」NFTプロジェクトを開始し、Ethereumを支払い手段として受け入れました。

同社は「我々は当社のデジタル資産を無限寿命の無形資産として計上しており、いかなる時点でも当社のデジタル資産の公正価値が帳簿価額を下回る場合には減損損失が発生します。減損損失はその後の公正価値の上昇では回復できません。たとえば、当社の主要市場における1 Ethereumの市場価格は、2022年12月31日までの年度において964ドルから3,813ドルまで幅広く変動しましたが、当社が保有する1 Ethereumの帳簿価額は、受領時以降における最低価格のみを反映しています。したがって、Ethereumの市場価格の急落は、当社の収益およびデジタル資産の帳簿価額に重大な影響を与える可能性があります。Ethereumの市場価格の急騰は、当社のデジタル資産の帳簿価額には反映されず、Ethereumを利益を得て売却した場合にのみ収益に影響を与えます。2022年12月31日を終了する年度において、私たちはイーサリアムに関して4,900万ドルの減損損失を計上しました」とPlayboyは報告書で説明しています。