ミシガン州に拠点を置く住宅ローン会社LitFinancialは、イーサリアムブロックチェーン上で米ドル建てステーブルコイン「litUSD」を発行した。同社は、このトークンを資金調達コストの削減と財務業務の最適化に活用するとともに、住宅ローンのオンチェーン決済の可能性を探る計画だと述べた。litUSDと呼ばれるこのステーブルコインは、ERC-20トークンとしてイーサリアムブロックチェーン上に展開され、準備金として保有されている現金および現金同等物と1:1で裏付けられている。Braleがトークンの発行と償還の管理を担当し、コンサルティング会社のStablyがトークンエコノミクスのサポートを提供し、DeFiとの統合を推進している。消費者は、Braleの認定法人口座を通じて、銀行振込またはCircleのUSDCステーブルコインを介してlitUSDを発行・償還することができる。