東映アニメーションのIPをLANDに展開
株式会社Mintoは19日、The Sandbox及び東映アニメーション株式会社と協業し、Web3ゲーミングメタバース(仮想空間)『The Sandbox(ザ・サンドボックス)』上で、東映アニメーションが保有するIPとコラボしたLANDのプロデュースを行なっていくことを発表した。
東映アニメーションは、日本アニメーションのパイオニアとして、『ドラゴンボール』、『美少女戦士セーラームーン』、『ワンピース』等、日本最大・世界有数の規模のアニメーション作品を製作。
今後は、東映アニメーションが持つ世界観を、ブロックチェーンゲーム『The Sandbox』の仮想空間上の土地「LAND」を通じて提供する予定だ。東映アニメーション株式会社の常務取締役、篠原 智士氏は以下のように述べている。
近年新たに誕生した概念「メタバース」。私ども東映アニメーションもいよいよこの大海へと出航することになりました。この度、そのパートナーとしてThe Sandbox社及びMinto社との協業を得たことを、大変幸せに、そして頼もしく感じております。今、編成されたこの「船団」は必ずや今後のエンターテインメント業界の指針となるべき航路や新大陸の発見を成し遂げられると信じています。我々がこれまで生み出してきた様々な作品やキャラクター達が、新しいフィールドでどのような冒険をし、ストーリーを紡いでいくのか。本当に楽しみでなりません。
The Sandboxは、4,000万ユーザーを誇る「The Sandbox」シリーズのWeb3ゲーミングメタバース。The Walking Dead、Atari、Gucciなど、既に世界中のアパレル・IP(キャラクター等の知的財産)ブランドと提携している中でも、特に日本発のアニメ作品IPブランドとの提携を推し進めている。The SandboxのCOO兼共同創業者Sebastien Borget氏は以下のように述べている。
私の人生には、いつも東映アニメーションのIPがいました。嬉しいと共に、身が引き締まり、いいコンテンツを世の中に排出しなければという責任を感じています。私はこの提携を一生の間で何度も思い出すと思います。
株式会社Mintoとは
The Sandboxで東映アニメーションのIPをプロデュースする株式会社Mintoは、マンガ・アニメを軸としたコンテンツのSNSコンテンツ×広告、キャラの越境やwebtoonのIPプロデュース、及びWeb3(分散型ウェブ)展開の3事業を手掛ける。
Mintoは1月にThe Sandbox及び株式会社コアミックスと協業し、北斗の拳の世界観を再現する『世紀末LAND』のプロデュースを行なうことを発表。また、22年6月には株式会社TSUBASAとの協業で、『キャプテン翼Land』のプロデュースを行なうことを発表していた。
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