証券先物委員会(SFC)仲介部門のイップ・チハン執行部長は、TVB番組「明瞭に語る」に出演し、ステーブルコイン条例の施行後、ライセンスを申請済み、または申請予定であると主張する企業の株価が急騰していると述べた。イップ氏は投資家の激しい反応を指摘し、SFCが詐欺リスクの増大を懸念していることを理由に、投資家に注意を促した。イップ・チハン執行部長によると、今年上半期には暗号資産取引に関する苦情が265件あり、主に海外投資家が金銭的損失を報告しているという。原因としては、詐欺、プラットフォームによる窃盗、プラットフォームによる利益の認識漏れ、取引相手によるマネーロンダリング疑惑による突然の資金凍結などが挙げられる。イップ氏は、投資家がライセンス取得済みのプラットフォームを利用せずに暗号資産を取引することは、実質的にリスクを負い、「ロシアンルーレット」をしているのと同じだと指摘した。また、SFCがJPEXの詐欺事件を依然として調査中であると述べていることにも言及した。
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