石破茂首相は月曜日、米国の関税は世界経済秩序を混乱させる恐れがあると述べ、トランプ大統領の決定が世界経済に与え得る損害についてこれまでで最も強い警告を発した。しかし、彼は、貿易や国家安全保障などの問題でどのように協力するかについて、日本は米国との共通点を模索していくと強調した。石破氏は国会で「米国と交渉するにあたり、トランプ大統領の考え方の背後にある論理と感情を理解する必要がある」と述べた。同氏は「現在起きている事態が世界経済秩序を混乱させる可能性があることを私は十分認識している」と述べた。石破氏はまた、政府は現時点で追加予算を検討していないが、米国の関税が経済に及ぼす影響を緩和するために適時に行動する用意があると述べた。