第5回 GM Radio開催
CoinPostが新設したグローバル版であるCoinPost Globalが3日に配信した第4回「GM Radio」では、ゲストにLayerZero LabsとDefiKingdomsの幹部を招き、「LayerZeroのインフラで構築するクロスチェーンゲーム」を題材としたインタビューを実施。
配信時にはリアルタイムで約550名超が視聴した。アーカイブの視聴はこちら。
今回のゲスト紹介
第5回GM Radioは、2月9日(木)の21:00から「CP_Global」のTwitterスペースで配信予定。
今回はゲストとして、Connextの共同創設者Rahul Sethuram氏を招待する。同氏は、イーサリアム(ETH)開発者や投資家としての肩書きも持つ。
同社は社名と同じ「Connext」というプロトコルを開発。Connextは、イーサリアムエコシステムにおける異なるブロックチェーンの相互運用を実現するプロトコルだ。なお、同社は開発に携わっているが、プロジェクトはオープンソースで、コミュニティが主導している。
Connextは2021年に、82もの投資家から1,200万ドル(現レートで約15億円)の資金を調達して注目を集めた。この資金調達では、ファンドや暗号資産(仮想通貨)取引所、ステーキングプロバイダ、L2創設者、エコシステムのプロジェクトやエンジェル投資家が出資している。主な投資家は以下の通り。
コインベースベンチャーズPolychainConsenSys MeshSandeep Nailwal氏:ポリゴン(MATIC)共同創設者Alex Gluchoski氏:zkSync開発企業の共同創設者クロスチェーンの未来
プロトコルとしてのConnextは、異なるブロックチェーンをまたいで、安全に仮想通貨やデータをやりとりするために活用される。開発者はConnextを利用することで、クロスチェーンのアプリ「xApps」を開発することが可能だ。
開発の背景にあるのはブロックチェーンの課題。Connextは「ブロックチェーンは一般の消費者まで普及した時に、トランザクションを処理できなくなる」と考えていた。
一方で現在は、イーサリアムや他のブロックチェーンは、ユーザーの資産やデータをL2やサイドチェーンなどを介すことによって、この問題を解決しようとしている。しかし、Connextは「今度はユーザー体験が断片的になった」と指摘。同社が目指すのは、以下の状態だという。
YouTubeのユーザーは、グーグルのデータベースが分散されているのを意識する必要がない。
ブロックチェーンアプリのユーザーにも、どのブロックチェーンを使っているのか、どうやって異なるブロックチェーンに資産を送信するのかを意識させないようにすべきだ。
今回のインタビューのテーマは「Connextのパブリックローンチと、ネイティブのクロスチェーンアプリ」。ConnextのパブリックローンチやxAppsのメリット、今後の計画、分散化に向けた取り組みなどについて質問していく。
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