ペイパル共同融資者で著名コインベンチャーキャピタリストのピーター・ティール氏が登壇したほか、メキシコで3番目の富豪であるリカルド・サリナス氏が自身の資産の60%をビットコインに投資していると表明するなど、非常にカラフルな内容だった。
基調講演に登壇したティール氏は、発表で仮想通貨と法定通貨の違いを説明するため、聴衆に100ドル札を投げ込むパフォーマンスを試してみせ、スピーチをスタートさせた。
ビットコイン支持者であるティール氏は、ビットコインが現在の価格から100倍になり、伝統的な金融市場は最終的に崩壊するだろうとの予測を披露。私たちは法定通貨制度の最後に位置している」と主張した。
「ナンバー1」の敵は、バークシャーハサウェイの伝説的投資家であるウォーレン・バフェット氏だ。ティール氏は、バフェット氏を「ソシオパスのおじいちゃん」実際バフェット氏はビットコインに対して批判的な人物である。
ティール氏のリストの中には、JPモルガンのジェイミー・ダイモンCEOやブラックロックのラリー・フィンクCEOといった人物も含まれており、「長老支配」の金融業界を非難するものとなった。
他には、メキシコの億万長者であるリカルド・サリナス氏はメインステージでビットコインについて語った。
「私はビットコインとビットコイン関連の株式で60%を保有しており、次に石油やガス、金鉱といったハードセット株で40%を保有している」
純資産が128億ドルと推定されているサリナス氏は、ビットコインの初期投資家の1人だ。したと話している。
また2日目はサムソン・モウ氏が登壇し、ビットコイン(BTC)を法定通貨として採用する、あるいは採用を提案する可能性のある3つの新しい自治体の名前を挙げた。
2日目にはBTCを法定通貨にしたエルサルバドルのブケレ大統領も登壇する予定だったが、「しばらくせぬ状況」のため登壇を中心にしたとの発表があった。ており、政府は非常事態宣言を行っている。
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