相互運用性プロトコルのためのレイヤー1 EVMオラクルプラットフォームFlareに立ち上げられたNFTマーケットプレイスSparklesにより、NFTとその所有者の使用例を拡大することができるようになりました。

Flareは、分散型相互運用性アプリケーションのための2つのコアプロトコルを立ち上げた後、レイヤー1 Ethereum Virtual Machine（EVM）ブロックチェーンとして、1月10日に稼働しました。このブロックチェーンネットワークは、さまざまなブロックチェーンエコシステムやインターネットプラットフォーム間で相互運用可能なアプリケーションを開発できるようにします。

その後わずか1か月後の3月2日、Flareは、そのレイヤー1オラクルネットワークにNFTプラットフォームSparklesを迎え入れました。

Sparkles NFTプラットフォームの主要な目標の1つは、ネイティブFlareプロトコルの相互運用性に焦点を当て、NFTユーティリティの使用例を増やすことです。

NFTプラットフォームは、将来のコレクションにオンチェーンのIPライセンスを付与することで知的財産(IP)権の問題など、他の重要な問題にも取り組む計画があります。Sparklesは、DAOに移行した後に、コア技術とインフラを分散化する計画もあります。

2022年1月にFlareのカナリアネットワークであるSongbirdでローンチして以来、SparklesはNFT販売の90%を処理し、売上高は350万ドルに達しています。現在、3200以上のコレクションをホストしています。

さらに、2021年にSparklesはCrypto Climate Accordに参加し、2023年までにネットゼロになることを誓約しました。同プラットフォームは、カーボンクレジットを取得し、Toucanブリッジを介してオンチェーンで引き下げることで、環境に対して積極的な影響をもたらしていると報告しています。

2023年に向けた分散化空間では、相互運用性が大きなテーマとなっています。多くの企業やコミュニティが、スケーラビリティの向上やより多くのユーザーのオンボーディングを支援するために、相互運用可能なソリューションの実装に注力しています。相互運用可能なソリューションを実現するため、信頼できるブリッジなどの新しいツールが実装されています。

Web3 Domainアライアンスは最近、51人の新しいメンバーを迎え、その後、今年の主要な焦点の1つとして相互運用性を名指ししました。