フィリピン証券取引委員会(SEC)は、同国の仮想通貨取引プラットフォーム「バイナンス」のブロックを継続すると地元メディアが報じた。規制当局は、バイナンスのメインウェブサイトやその他の関連プラットフォームへのローカルアクセスを削除するためのフィリピン国家電気通信委員会(NTC)への申請が承認されたと発表した。フィリピンSECのエミリオ・アキノ委員長はNTCへの書簡の中で、バイナンスは「フィリピンの投資ファンドの安全に対する脅威」であると述べた。バイナンスは国内で必要なライセンスなしで仮想通貨普通預金口座やレバレッジ取引商品などのサービスを提供してきた。フィリピンのバイナンスユーザーの総数は依然として不明だが、仮想通貨ニュース出版のコインジャーナルは、昨年2月時点でフィリピンには700万人の仮想通貨所有者がおり、総人口の約6.1%を占めると推定した。
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