FTXの元最高経営責任者(CEO)サム・バンクマン・フリード氏は、法廷後に申し立てを行わないことを選択した。この決定は、12月1日にニューヨーク南部地区連邦地方裁判所のルイス・カプラン判事に書簡で伝えられた。同氏の弁護団は控訴する権利を留保しており、7件の連邦詐欺容疑で11月2日に有罪判決を受けたバンクマン・フリード氏の法廷での歩みは大きな転換点となった。バンクマン・フリード被告には最長で懲役115年の刑が言い渡される可能性があり、焦点は3月28日に予定されている判決に移っている。この動きは、当初3月に予定されていた2回目の公判に対する検察の計画が不透明な中で行われた。
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