世界最大の資産運用会社であるブラックロックは、世界中の顧客が米国市場から他の市場への資産配分のシフトにますます関心を寄せていることを明らかにした。ブラックロックのアジア太平洋地域投資・ポートフォリオ・ソリューション責任者であるエレイン・ウー氏は、水曜日に香港で行われた記者会見で、同社が最近実施した調査によると、顧客の20%以上が米国市場と米ドルへのエクスポージャーの削減を検討していると回答したと述べた。「かなりの数の顧客がアジア株への配分を検討している」とウー氏は述べた。しかし、米国市場への関心を依然として維持している顧客もおり、米国への資産配分を削減した顧客も将来的には米国市場に戻る可能性があると付け加えた。
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