マイク・ノボグラッツ氏が率いるデジタル資産投資会社ギャラクシーデジタルは、トークン化されたマネーマーケットファンドを立ち上げる準備を進めている。このファンドはイーサリアム、ソラナ、ステラの3大ブロックチェーンに順次上場され、今後数ヶ月以内に上場される予定だ。事情に詳しい関係者によると、アンカレッジデジタルが同ファンドのカストディアンを務めるという。ギャラクシーデジタルのこの動きは、ブラックロックのBUIDL（時価総額約22億ドル）やフランクリン・テンプルトンのBENJIなど、従来の金融機関が立ち上げたトークン化ファンドを補完し、より多くの暗号資産ネイティブ商品を市場に投入することを目指している。ギャラクシーデジタルの担当者は同ファンドについてコメントを控えた。同ファンドは、トークン化技術を通じて即時の流動性を提供することに尽力し、既存商品の経験を活かしてユーザー参加方法を最適化するという。