INGのアナリスト、クリス・ターナー氏はメモの中で、円はドルに対して10週間ぶりの高値を付けており、今後のインフレ指標が日銀による追加利上げへの市場期待を裏付ければ、さらに上昇する可能性があると述べた。 データによれば、市場は7月に日本銀行が利上げを行う確率が高いと予想していたが、25ベーシスポイントの利上げは9月まで完全には織り込まれていなかった。ターナー氏は、こうした「比較的緩やかな金利変動」に対して円がこれほど強く反応したのは驚きだと述べた。しかし、日本のインフレデータは短期的には米ドル/円をさらに下落させる可能性があるものの、米ドル/円の為替レートが急落することは予想されていない。
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