アナリストのファワド・ラザクザダ氏は、今週の金の動きは米国債利回りとドル相場に大きく左右されると述べた。「債券価格がさらに下落したり、利回りが上昇したりすれば、金のような低利回りやゼロ利回りの資産に圧力がかかる可能性がある」と同氏は述べた。一方、「今週、(多くの経済指標発表やFRB当局者の発言を受けて)ドルが反発すれば、金の魅力は幾分低下する可能性がある」と付け加えた。先週は、FRBが来年の追加利下げの可能性を示唆したことで、ドルは下落圧力にさらされた。現在、市場の注目は火曜日に発表される11月の非農業部門雇用統計と木曜日の消費者物価指数となっている。
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