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オプション取引業者は、オーストラリアドルやユーロなどの通貨を通じて米ドルに対して弱気な見方を表明している。

最近の米国経済指標の低迷を受け、オプション取引業者は豪ドルやユーロなどの通貨を通じて米ドルに対して弱気な見方を示している。豪ドルは、オーストラリア準備銀行の「慎重かつ段階的な」金融緩和姿勢や市場リスクに対するセンチメントの改善などから、支持を集めている。ユーロの魅力は、ユーロ圏の国防費増額が同地域経済を支えるとの期待と、欧州中央銀行(ECB)のタカ派的な姿勢の強化によって高まっている。一方、7月の米国雇用創出が予想を下回り、前月の数値も下方修正されたことを受け、米ドルの見通しはより不安定になっている。シンガポールのスタンダード・チャータード銀行のFXオプション担当グローバルヘッド、サウラブ・タンドン氏は、非農業部門雇用者数統計の発表を受け、ユーロ/米ドル、豪ドル/米ドルのコールオプションに「強い関心」が寄せられていると指摘した。同氏は、市場は現在、米国のインフレ指標や連邦準備制度理事会(FRB)のジャクソンホール・シンポジウムなど、「今後のイベント」に注目していると付け加えた。

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