米国民主党議員らは、同党が少数党になる準備を進める中、第119回米国議会の主要委員会の上級委員を選出した。民主党は12月11日の通告で、カリフォルニア州下院議員マキシン・ウォーターズ氏が2025年に新議会で宣誓が行われるまで下院金融サービス委員会の上級委員を引き続き務めると発表した。 下院委員会は仮想通貨業界を含む金融サービス業界に影響を与える法律や政策を担当していると報じられている。共和党ノースカロライナ州のパトリック・マクヘンリー下院議員が来年1月3日まで委員長を務める。ウォーターズ議員は、共和党が下院で過半数を占めた2023年1月以来、少数党の最高指導者の地位である委員会の幹部を務めている。 マクヘンリー氏の辞任が決まったことを受け、デジタル資産小委員会のフレンチ・ヒル委員長を含む複数の共和党議員が次期委員長候補を検討している。同党は今後7日以内に党首のポストを決定する予定だ。
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