3月14日、ブラジルのメディア「オ・グロボ」によると、ブラジルはブロックチェーン技術を利用してBRICS加盟国間の輸出入契約の国際金融取引を簡素化する計画だという。この問題は、ブラジルが輪番議長国を務める期間中の優先事項の一つとなるだろう。ブラジルの輪番制議長国制度は2025年1月に始まり、1年間続く。この提案は、BRICS諸国に共通通貨を創設するというこれまでの考えとは異なる。関係筋によると、この措置はドルに対抗する対外貿易の標準取引通貨を創設することを目的としているわけではない。焦点は国際取引の効率化にあり、これはすでに非公式な環境で広く使用されている暗号通貨の即時性とプログラム可能性に近い技術で実現できる可能性がある。