ドバイに拠点を置くベンチャーキャピタル企業IBCグループの創業者兼CEO、マリオ・ナウファル氏は、FTXの破綻についてSBFと話した際(近日中にインタビュー掲載予定)、SBFから意外な話を聞いたとソーシャルメディアに投稿した。SBFの元同房者、ホンジュラス元大統領フアン・オルランド・エルナンデス氏が、トランプ大統領から恩赦を受けたばかりだった。彼は昨年6月、米国で麻薬密売と銃器の違法所持の罪で懲役45年の判決を受けていた。SBFは「私はフアン・オルランド氏と1年半、同じ独房に住んでいました。彼のことをよく知っていました。私たちは友人になったと信じています。これほど恩赦を受けるに値する囚人は他にいません。彼は罠にかけられたのです」と述べた。SBFは、エルナンデス氏の裁判準備や関連証拠の精査に多大な時間を費やした。 SBFは、「彼は麻薬王というだけでなく、おそらく世界で最も有能な反カルテル指導者だ。フアン・オルランドは、私自身を含め、私が今まで見た中で最も無実の囚人だ」と述べた。この恩赦は、11月30日のホンジュラス選挙の数日前に行われ、トランプ大統領はエルナンデス氏が所属する国民党の候補者、ナスリ・アスフラ氏を支持した。
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