4月25日、「連邦準備制度の代弁者」として知られるウォール・ストリート・ジャーナルの記者ニック・ティミラオス氏は、トランプ大統領が連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長を「大敗者」と呼んだが、FRBとの争いでより大きな敗者は、トランプ大統領が来年パウエル議長の後任に選ぶ人物かもしれないと書いた。政策に影響を与えるためにFRBを攻撃することで、トランプ大統領は指名候補に疑念の影を落とすことになるかもしれない。 1999年から2001年までクリントン政権で財務長官を務めたローレンス・サマーズ氏は、「歴代大統領がFRBを公然と批判するのは愚かだ。FRBは耳を傾けないか、耳を傾けるとしても独立性を証明するプレッシャーを感じている。そうなると短期金利は現状維持か、あるいはさらに高くなるだろう」と述べた。
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