モルガン・スタンレーのストラテジストは、大型米国株は財政支出法案と堅調な収益見通しの恩恵を受けると見込まれており、魅力的だと述べている。マイケル・ウィルソン氏率いる同チームは、税制改革法案によってキャッシュフローが改善し、テクノロジー、通信サービス、ヘルスケア、エネルギーといったセクターへの投資判断が後押しされると指摘した。さらに、利益予想の修正幅(利益予想を上方修正したアナリスト数から下方修正したアナリスト数を差し引いた数値)が大幅に改善したことも、貿易摩擦が続く中、投資家心理を押し上げているとウィルソン氏は指摘した。ウィルソン氏は金融セクターと製造業セクターへの投資選好を改めて強調し、最近利益予想が上方修正されたことを指摘した。「新たな税制改革法案は大型株指数にとってプラス材料であり、1株当たり利益(EPS)の大幅な修正も同様だ」とウィルソン氏はノートに記した。
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