仮想通貨マイニング企業コア・サイエンティフィック（CORZ.O）の取締役会は、AIインフラ企業コアウィーブ（CRWV.O）への売却提案に賛成票を投じるよう株主に呼びかけ、この取引は同社に複数のメリットをもたらすと主張している。コアウィーブは7月、コア・サイエンティフィックを約90億ドルの株式交換で買収する計画を発表し、1株当たり20.40ドルの企業価値で評価した。しかし、コア・サイエンティフィックの筆頭株主であるトゥー・シーズ・キャピタル（同社株式の約6.3%を保有）は、この取引は仮想通貨マイニング企業を「著しく過小評価している」として反対した。コア・サイエンティフィックの取締役会は水曜日の投資家向けプレゼンテーションで、この取引がすべての株主にとって最善の選択肢であると「全会一致で判断した」と述べた。取締役会は、合併後の会社は、コア・サイエンティフィックの成長リスクを軽減すると同時に、複数の潜在的なコスト削減と相乗効果の恩恵を受けると述べた。