金石データによると、野村証券グローバル・マーケット・リサーチのアナリストは、6月も米ドル/円に対する弱気な姿勢は依然として有効と思われると述べた。アナリストらはメモの中で、米国が国家安全保障上の理由で産業に対する追加関税を課す可能性は依然として高く、ドル買いは引き続き困難になると指摘した。ドルが強くなると、米国の輸出品の海外での競争力は低下する。またアナリストらは、米国と欧州連合が関税引き上げ延期で合意したものの、米国と欧州連合間の緊張は続いていると指摘した。アナリストらは、関税がユーロ圏経済に与える悪影響に対する懸念から、投資家はドルを売り、円を好む可能性があると付け加えた。
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