米財務省の公式ウェブサイトによると、同省外国資産管理局（OFAC）は、強制労働と暴力を用いて米国民から数十億ドルを詐取した東南アジアの広大な詐欺拠点ネットワークに制裁を課した。制裁対象には、仮想通貨投資詐欺の悪名高い拠点でOFAC指定のカレン民族軍（KNA）が守っているミャンマーのシュエゴー渓谷の9か所と、カンボジアの10か所が含まれる。財務省が本日発動した制裁は、ミャンマーのカレン民族軍（KNA）がかくまっている主要な詐欺拠点を標的としている。KNAは、ミャンマー南東部カレン州ミャワディ郡シュエゴー渓谷に本部を置き、タイ国境に近い。KNAは、ミャンマー軍と協力して、カレン州東部の領土を支配している。 KNA のリーダーたちは、労働力の人身売買を悪用するオンライン詐欺拠点の運営や、こうした詐欺を実行するために使われる公共サービスの売上げなど、国境を越えた犯罪活動から利益を得ています。