2025年10月28日、予測市場プラットフォームのKalshiは、ニューヨーク州ゲーミング委員会に対し、スポーツ関連契約の禁止を決定した同州の決定に異議を唱え、連邦訴訟を起こした。CFTC登録指定契約市場（DCM）であるKalshiは、商品取引法に基づき連邦規制取引所で取引されるデリバティブ取引についてはCFTCが専属管轄権を有しており、ニューヨーク州の介入は連邦法に違反すると主張した。同社は今年初め、スポーツイベント契約をCFTCに自己認証しており、ユーザーが試合結果に金銭的に賭けることが可能だった。Kalshiは、ニューヨーク州が停止命令を執行するのを阻止するための緊急救済措置を求めており、もし執行されなければプラットフォームとユーザーに回復不能な損害が生じると主張している。