業界リーダーたちが広範囲にわたる関税や景気後退懸念による市場急落をめぐる不確実性に取り組む中、ドナルド・トランプ米大統領は火曜日に企業幹部らと会談する予定だ。事情に詳しい関係者によると、トランプ大統領とワシントンに拠点を置くビジネス・ラウンドテーブルとの会談には、ウォール街の金融大手のトップを含む全米の最高経営責任者(CEO)が参加する予定だ。トランプ氏の勝利は選挙の初期段階では銀行業界リーダーたちの間で楽観的な見方を巻き起こしたが、関税が実施され、経済減速への懸念が高まるにつれて、同氏の政策路線に対する市場の疑念は深まった。トランプ大統領は先週、関税発効後に「調整期間」が設けられる可能性があると述べた。ビジネス・ラウンドテーブルの現会長はシスコシステムズのCEO、チャック・ロビンス氏であり、取締役会にはJPモルガン・チェースのCEO、ジェイミー・ダイモン氏やシティグループのCEO、ジェーン・フレイザー氏など金融界の重鎮が名を連ねている。
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