デロイトの最新「CFOシグナルフォーカスレポート」によると、調査対象となったCFOのうち、長期的な事業運営において仮想通貨を利用しないと回答したのはわずか1%でした。回答者の23%は、今後2年以内に財務部門における投資または決済に仮想通貨を導入する予定であり、売上高が100億ドルを超える企業ではその割合は40%近くに上ります。調査では、CFOにとっての主な懸念事項として、価格変動（43%）、会計および管理の複雑さ（42%）、業界規制の欠如（40%）が挙げられました。適用シナリオに関しては、CFOの52%がサプライチェーン追跡に非ステーブル通貨を利用する予定であり、48%が同じ目的でステーブルコインを利用する予定となっています。