米証券取引委員会(SEC)は、主任訴訟弁護士と暗号化部門の元責任者を同委員会のIT部門に異動させたと、事情に詳しい関係者らが明らかにした。ウォール・ストリート・ジャーナル紙が2月5日に報じたところによると、SECは先週、主任訴訟弁護士のホルヘ・テンレイロ氏をSECのコンピューターシステム管理局に異動させ、同氏は執行部門の訴訟と調査を監督することになった。 SECはまた、主任会計官室の上級弁護士であるナターシャ・ギナン氏を未知の役職に異動させた。ギナン氏は、物議を醸している2022年の暗号通貨会計基準、スタッフ会計基準第121号(SAB 121)の作成に協力した。この動きは、SECが50人からなる仮想通貨執行チームの規模縮小を開始し、チームの上級弁護士を執行部門から異動させたとニューヨークタイムズが報じた翌日に起きたと報じられた。タンレロ氏が言及された弁護士であるかどうかは不明である。
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