米証券取引委員会(SEC)は、被告が申し立てに応じなかった仮想通貨詐欺事件で、110万ドルの勝訴判決を下した。ジョージア州の連邦裁判所判事は、SECのキース・クルーズ氏に対する訴訟を支持する欠席判決を下した。SECは2023年8月、クルーズ氏を仮想通貨詐欺への関与で提訴したが、クルーズ氏は応答も抗弁もしなかった。ティファニー・ジョンソン判事は、クルーズ氏に対し、不正行為で得た純利益53万ドルの返還、判決前利息約5万1000ドル、民事罰金53万ドルを含む、110万ドル以上の罰金を支払うよう命じた。さらに、判事はクルーズ氏が証券法に再び違反することを永久に禁じるとの判決を下した。
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