昨年12月の米ISM製造業PMIは受注と生産の両方が持ち直し、2カ月連続で上昇し、製造業を覆う暗雲が消え始めている可能性を示している。生産指標によると、需要の回復により、5月以来初めて月間生産量が増加した。同時に、調査ではより多くの製造業者がより速いペースで人員削減を行っていることが示されている。 12月の雇用指数は45.3と3ポイント近く低下し、昨年7月以来の大幅な低下となった。全体的なPMI指数を構成する5つの指標のうち、残りの指標が改善した。 ISM製造業調査委員会のティモシー・フィオーレ委員長は、「需要は改善し、生産執行は11月の実績と企業目標を達成した。人員削減は続いているが、間もなく終了するはずで、価格上昇は最小限に抑えられている」と述べた。
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