フィナンシャル・タイムズによると、ペイパルの共同創業者であるピーター・ティール氏と数人のテクノロジー業界の億万長者がタッグを組んで、シリコンバレー銀行(SVB)の破綻によって生じた市場の空白を埋めることを目指し、エレボールという銀行を設立したという。同銀行は、仮想通貨、人工知能(AI)、製造業、防衛技術分野のスタートアップ企業へのサービス提供に注力し、米国通貨監督庁(OCC)に国家銀行免許を申請している。エレボールは、アンドゥリルの共同創業者であるパーマー・ラッキー氏が率い、パランティアの共同創業者であるジョー・ロンズデール氏とティール氏が設立したファウンダー・ファンドが支援している。共同CEOはオーウェン・ラパポート氏とジェイコブ・ハーシュマン氏。エレボールはステーブルコインをバランスシートに組み込む計画だが、具体的な通貨はまだ決定していない点が注目される。
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