ビットコインが直近の高値を大きく下回る水準で取引されていることから、ヘッジファンドマネージャーで物言う投資家のエリック・ジャクソン氏は、投資家は依然として仮想通貨投資への参加を希望するものの、下落局面で過大な損失を被りたくないと考えていると見ている。ジャクソン氏のEMJキャピタルは、ビットコイン、イーサリアム、そして厳選されたニッチな仮想通貨に投資する仮想通貨特化型のファンド運用会社EMJXの設立準備を進めている。EMJXはこれらの資産を購入・保有する一方、マルチアセットアロケーションとアクティブヘッジ戦略によって、マイケル・セイラー氏のストラテジー（ティッカーシンボル：MSTR.O）のような他の仮想通貨ファンド運用会社との差別化を図る。その主な目的は、価格上昇時に利益分配に参加しながら、大幅なドローダウンリスクを抑制することにある。仮想通貨ファンド運用会社のコアモデルは、ビットコインなどの仮想通貨に現金準備金を配分し、それらを戦略資産として保有することである。