英国最大級の投資信託会社であるベイリー・ギフォードは、運用資産規模1,970億ポンドを誇るUCITSファンドの立ち上げにイーサリアムを採用したと発表した。規制対象のストラテジック・ボンド・フィーダー・ファンドも、この巨大ファンドのトークン化パイロットプロジェクトの一つである。UCITSファンドは、欧州連合（EU）の特別な投資手段であり、取引可能な証券への投資に特化した譲渡可能証券集合投資計画（Trustable Securities Collective Investment Plans）である。パイロットプロジェクトの一環として、ベイリー・ギフォードはファンドのトークンを自己管理型ウォレットに保管する予定だ。パイロット期間中、トークン化されたファンドは、ホワイトリストに登録された選ばれた顧客グループのみが利用できる予定だ。