ビットコインマイニングインフラプロバイダーのGoMining Institutionalの調査レポートによると、潤沢な資本を保有するAIデータセンターが、電力インフラをめぐってマイナーを上回る入札を始めており、市場から締め出されたり、マイニング活動を後回しにしたりするビットコインマイナーが増加している。しかし、GoMining Institutionalのマネージングディレクター兼最高事業開発責任者であるジェレミー・ドレイアー氏は、ビットコインマイニング企業の柔軟性により、高速インターネットインフラが整備されていないオフグリッド地域への事業展開が可能になり、AIマイニング企業に対する優位性が得られると述べている。「今後5～10年で、AIとの新たな競争のおかげで、真の機関投資家が参入し始め、ビットコインマイニングの新たな黄金時代が到来するでしょう。」機関投資家はすでに米国のスポットビットコイン上場投資信託（ETF）に流入しており、ドレイアー氏はマイニング投資をこれらの投資家にとって「次のステップ」と位置付けている。