ウォール街の投資銀行JPモルガン・チェースの経済学者は、米国の今年の景気後退リスクを2025年初めの30%から40%に引き上げた。 「米国の極端な政策により、今年米国が景気後退に陥るリスクは大きいとみている」とアナリストらは記した。これは、モルガン・スタンレーのエコノミストらが先週、米国の経済成長予測を引き下げ、インフレ期待を引き上げたとの報道を受けてのものだ。同銀行は、米国のGDP成長率は2025年にはわずか1.5%となり、2026年には1.2%に低下すると予測している。ゴールドマン・サックスのエコノミストらも、12カ月以内に景気後退に陥る確率を15%から20%に引き上げた。
全てのコメント