仮想通貨上場投資信託（ETP）は先週、ディープシークのパニックと市場全体の懸念により苦戦し、週当たりの流入額はわずか5億2,700万ドルにとどまった。コインシェアーズが2月3日に発表したレポートによると、先週の暗号通貨ETPへの流入額は、前週の流入額19億ドルと比べて72%減少した。コインシェアーズは、売りが加速した原因について、中国の人工知能プラットフォーム「ディープシーク」をめぐる懸念と、ドナルド・トランプ米大統領の輸入関税引き上げの推進によって引き起こされた世界貿易戦争に関連した不安定な投資家心理にあるとしている。ビットコイン（BTC）ETPへの流入額は先週、総額4億8,600万ドルに達し、年初来の流入額は総額49億ドルとなった。イーサリアム（ETH）ベースのETPは、先週資金流入がなかったわずか2つのアルトコインETPのうちの1つであり、もう1つはライトコイン（LTC）だった。対照的に、XRP（XRP）投資商品は引き続き好調で、毎週1,450万ドルの流入があります。