ECBのドレンツ専務理事は、ECBの金利は当面据え置かれるとし、次の動きは利下げか利上げになる可能性があると述べた。欧州経済は依然として底堅く、インフレ率も2%前後で安定していることから、ドレンツ専務理事は「いかなる方向への大きな変化も」見られていないため、今月は借入コストを調整する必要はないと考えている。「9月以降は、金融政策がどのように展開するか、つまりデータや予測が何を示しているかを見極め、その後判断を下すべきだ」と同専務理事は述べた。「その時までに政策はどのような方向に向かうか分からない」
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