ジェフ・ベサント米財務長官は水曜日、ジェローム・パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長に対し、FRBの内部調査を実施し、ティム・クックFRB理事に対する住宅ローン詐欺疑惑も調査に含めるよう改めて求めた。ベサント氏はFox Business Channelのインタビューで、「パウエル議長には、外部調査を行う前に内部調査を実施するよう促す」と述べた。「これは解決すべき問題だ」と、クックFRB理事の事件に触れ、「クック理事が『私はやっていない』とは言わなかった。大統領は彼女を解任できないと言い続けただけだ」とベサント氏は述べた。ベサント氏は、「FRB職員が住宅ローン詐欺で有罪となった場合」は、国の主要な金融規制機関の一つに就任すべきではないとの見解を示した。「FRBは説明責任を負わない機関であり、アメリカ国民との関係は高いレベルの信頼の上に成り立っている。今回のような出来事は、その信頼を損なうものだ」と述べた。
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