S&Pグローバルは、USDS発行元であるスカイ・プロトコルに「B-」の信用格付けを付与した。スカイによると、格付け会社がステーブルコインシステムに信用格付けを付与するのは今回が初めてだという。S&Pの公式サイトによると、B格付けは、事業、金融、経済状況の悪化に対して脆弱であるものの、現時点では依然として財務上の義務を履行できることを意味する。レポートは「見通しは安定的」と述べているものの、同時に、スカイの格付けは預金者の集中度の高さ、ガバナンス構造の高度化、そしてリスク調整後の資本力の弱さによって制約されていると指摘している。S&Pは、創業者のルーン・クリステンセン氏がガバナンストークンの9%を保有しているものの、投票率が低いため、クリステンセン氏がスカイの将来の方向性を決定する上で大きな権限を持っていると指摘した。
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