コベイシ・レターが発表したデータによると、米国の先行経済指標は悪化の一途を辿っている。先行経済指標と一致経済指標の比率は0.85と2008年以来の最低水準に低下し、4年連続の低下となった。コンファレンス・ボードの先行経済指数(LEI)は、消費者期待、新規製造業受注、週労働時間、新規失業保険申請件数といった将来予測データを示す。一方、一致経済指数(CEI)は、非農業部門雇用者数といった足元の経済状況をリアルタイムで測定する。歴史的に、今回のようにこの比率が急激に低下した時は、米国経済は景気後退に陥っていた。
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