米国財務省は、分散型金融(DeFi)のスマートコントラクトに本人確認機能を直接統合するかどうかを検討しているが、この動きは非許可型金融の根幹を書き換える可能性があると批判されている。Ubuntu TribeのCEO、ママドゥ・クウィジム・トゥーレ氏は、この動きは「すべてのリビングルームにカメラを設置するようなもの」であり、中立的で非許可型のインフラを、アクセスに政府承認の本人確認情報を必要とするインフラへと変貌させることで、最終的にはDeFiの中核を空洞化させる可能性があると述べた。しかし、支持者たちは、ブロックチェーンインフラに顧客確認(KYC)とマネーロンダリング対策(AML)のチェック機能を組み込むことで、コンプライアンスを効率化し、犯罪者を締め出すことができると主張している。
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