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連邦準備制度理事会の金融政策はよりハト派的になる可能性があり、金価格はアジア時間の早い時間帯に過去最高値を記録した。

アジアではスポット金価格が値動きを固めた。トランプ米大統領は木曜日、空席となった連邦準備制度理事会(FRB)の暫定理事に、ホワイトハウス経済諮問委員会(ECA)のミシェル・ミルズ議長を指名すると発表した。ANZのアナリストはレポートで、「ミルズ氏はトランプ大統領の関税政策の立案者であり、市場はこの任命をよりハト派的な金融政策の兆候と解釈している」と指摘した。FRBによる追加利下げへの期待は、金の魅力を高める可能性がある。さらに、米国が世界最大の金先物市場であるCOMEXで最も取引量の多い1キログラムの金塊に輸入関税を課すとの報道も出た。市場は、この動きにより米国の金需要を満たすことが困難になると見ている。スポット金価格は現在、ほぼ横ばいで推移している。ニューヨーク金先物は、アジア時間の早朝に1オンスあたり3,534.10ドルの過去最高値を付け、現在は1オンスあたり3,500ドル前後で取引されている。

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