米国8州の財務当局者は共同でテスラの取締役会に書簡を送り、同社の現在の方向性と同社が直面する課題に対するマスク氏の注力姿勢に疑問を呈した。カリフォルニア州、イリノイ州およびその他6州のファンドと投資を規制する当局者は、テスラの株価下落、第1四半期の納車台数が予想を下回ったこと、テスラから他社の車に乗り換えるオーナーの急増などを懸念材料として挙げた。 「同時に、マスクCEOは複数の企業と連邦政府への重要な顧問としての役割に注意を分散させ続けている」と財務担当者らは記している。 「これらの外部問題は、テスラの経営陣が会社の中核的な問題への対処に真に注力しているかどうかについて深刻な疑問を提起している。」擁護団体「責任ある成長を目指すアメリカ人」と共同で起草されたこの公開書簡は、テスラとマスク氏に対する世論の圧力をさらに強めた。
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